決定と決める

覚えている範囲になりますが、
2000年頃の12月となると、
年内に収める印刷物、年賀状印刷を休日返上で
仕事をしていたものです。
 
今となると…おとなしいもので、
12月も後半になると仕事が落ち着いてきます。
現在、仕事がおとなしいということは、
年明けも急に仕事は動きません。
 
「年末の印刷屋さんは忙しいですよねー」が
12月の挨拶言葉だったのはどこ吹く風です。
今でもその言葉で話しかけてくる方がいらっしゃいますが、
時代の流れをわかっていない人なのか、
何も考えていない人だと思います。
ちなみに印刷屋が忙しいのは3月です。
印刷屋だけではなく日本中が忙しいので、
単にその恩恵ですね。
 
今までは、12月と3月の2つの
売り上げの山があったのが
今では3月一つの山となっています。
12月の売り上は今となれば普通の月並みとなっています。
当然、大企業を除く日本中の印刷会社の経営は大変と思います。
 
大変なことは印刷会社に限らず皆さん不況を肌で感じていると思います。
そこで重要なのはどうするか。どうしたいか。を決めることです。
経営者の仕事は決めることがほとんでです。
逆に決められないようなら経営者じゃなくて誰でもいいですね。
先送りが得意な組織はいずれ沈没します。
 
「決定する」と「決める」ことは似て非なるもの。
決定することは決めたことに判を押すことです。
決めたことが good idea であれば時間はかかりません。
 
決定することはできても組織のやることを決めるのは
時間がかかり諦めてしまいがち。
机に向かって決めようと思えば思うほど辻褄が合わなくなり時間がかかります。
自分に自信づけができないのです。
そして先送りのパターンになりやすいので、
辻褄が合わなくても決めればいいのかもしれません。
やってみなければどうなるかわかりませんからね。
 
と言いながら「決めること」を自分に言い聞かせています。
 
じゃあ.

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