家電販売店などで見かける
オープンプライスってありますよね。
以前は、わざわざ店員さんに聞かないと
価格がわからないから面倒だなと思っていましたが、
印刷会社で働いているので、
定価って一概に決めれないのがわかります。
印刷会社やものづくりをしている会社ならわかると思いますが、
仕入れ量だったり、見積もりの関係だったり…。
また、納期がなく大至急などの仕事は
残業をすることになれば工賃は高くなります。
資材の仕入れ値はある程度の安定はしているのですが、
いろいろな情勢により価格は変わります。
例えば資材屋さんの在庫がダブついているとかで、
いつもより安く特値で資材を買ってくれと頼まれるとかあります。
その材料を使えば安く作れます。
工場が暇になると、設備を休ませているのは無駄なので、
仕事がたくさん、安くこなせます。
打ち合わせ回数も0回から多く打ち合わせがある物もあります。
しかし、消費者や発注者はそんな裏事情なんて知らないので
オープンプライスの仕組みがピンときません。
受注生産の製品はオープンプライスになります。
印刷物は受注生産です。
都度、価格が同じ訳はないのです。
元請けといえども、
下請け的な印刷会社は価格交渉が弱いのです。
その辺を克服したいものですね。
じゃあ.