空き地はもちろんのこと、
ちょっとした隙間にも生えてくる雑草は素晴らしい。
雑草と草花の違いはなんでしょうか。
大きさ? 花が咲くか咲かないか?
ある程度大きく、長くなる雑草もありますし、
花を咲かせる雑草もあります。
花を咲かせないのに雑草扱いされない観葉植物もあります。
タネが飛来してくるのが雑草なのでしょうか?
そうなるとコスモスやタンポポは雑草になるのでしょうか。
実際、雑草という草花ってありません。
人間の心が雑草と決めると雑草になるのではないでしょうか。
勝手に生えてくるから、ヒョロヒョロしているからなど、
自分の意にそぐわない草花を雑草と決めているだけです。
それは「差別」です。
人の意にそぐわないと後付けで雑草の理由を作っているのです。
雑草と似た感じで雑誌や雑貨があります。
想像するに……雑誌や雑貨はそれぞれの業界の嫌われ者だったのに、
時間をかけて独立した存在になりました。
今では人に愛されてさえいます。
雑草はまだまだ人に嫌われた存在です。
歴史から推測すると人間社会で雑草がメインになる日も遠くないかもしれません。
雑草のたくましさに文盛堂を重ね合わさせてもらいます。
雑草と文盛堂の今後にご期待ください。
じゃあ.