夏季休業前なのか例年通り8月は忙しくありません。
これは昔から言われていることです。
それにしても例年通りと言っても年々仕事量は確実に減っています。
全体の印刷物が確実に減っている分、中堅や小規模事業所の印刷物の量が
大手の印刷会社に取られていくはずです。
規模がある程度大きい会社は、仕事が減った分をどこからか
営業が一生懸命集めなくてはなりません。
そうしないと会社を維持できなくなります。
大手の印刷会社は中堅印刷会社の仕事に目を向け取りに来るのでしょう。
中堅印刷会社の営業は取られた分をどこからか集めなければいけません。
しかし、中堅印刷会社から見ると、小規模事業所の印刷物には
魅力のない仕事が多くあります。
設備を動かすに値しない仕事です。小ロットや小さな仕上がりの印刷物です。
粗利が出ているのであれば小さな仕事も欲しいのですが、
そこが落とし穴かもしれません。
取るだけ取っても、粗利があっても、会社が大きいと固定費も大きく、
粗利が固定費に追いつかないことがあります。
その点、小規模の印刷会社は楽観視して要られません。
なくなる仕事が増えて笑っている場合ではありません。
新たな仕事を見つけなければ会社はいずれ息耐えます。
派手に行動せずコツコツとひたむきに印刷仕事を集めていくのが賢明です。
今は確実に淘汰の時代です。
この山を耐えられるか耐えられないかは会社の規模ではありません。
仕事の取り合いに参加するのではなく、新たな仕事をしながら
時代の流れを見て判断の時期と思います。
じゃあ.