何も考えず仕事をしていると、一般的な情報しか入ってこないからです。世間と同じようになっていきます。それが正しいのか正しくないのか。自分の意思でない部分が出てきます。
正解はないですが、違和感をそのままにしてしまいます。
大きな組織は、それはそれでいいのかもしれません。しかし、弱小の文盛堂ではそれは飲み込まれて次第に海底へ落ちていくような気がします。

だからこそ私たちのような小さな会社は、考え、問い続ける姿勢が必要なのだと思います(それが今だって)。
それは時に孤独で、時に周囲との摩擦を生むかもしれません。
大手企業のように資本力や人材の豊富さで勝負するのではなく、私たち小規模印刷会社の強みは何か。それは「考える力を実行できる」ではないでしょうか。考えて実行し、たとえ失敗してもいいではないですか。何千万円、数億円の失敗は困りますが、文盛堂が失敗したところで大した損害はありません。そんなにお金がございませんから……(泣)
ここは一つ逆張りで行くのもありでしょう。日本の企業はほとんど赤字と聞いています。6割とか7割とか言われていますね。では、そこから脱却するには……逆張りです。みんなの逆をいくのです。
・ITを使っているのであれば、アナログ的な面で仕事する
・電話やメールを使い訪問営業を減らすのであれば、靴底を減らし営業に回る
・効率化するのなら非効率化(大雑把すぎ)
・webマーケティングしているのなら取材する
・接待をしないなら接待を増やす
まあ、とにかく逆張りです。そうやってどうなるか、全てはできないにしても、少しずつ、一歩ずつやっていきましょう。
楽しそうじゃないですか。
じゃあ