デジタルサーファー文盛堂

2月が終わり3月になったら仕事が落ち着いた……
普通の印刷会社は、3月が一番忙しいものです。文盛堂は「2月は忙しかったなー」と余韻に浸っています。
年々印刷物は減っているのが現状です。それにしてもおとなしい3月です。
 
「時間があるなら計画を立てればいいじゃない」マリーか、アントワネットか、誰が言ったか知りませんが、そう自分に言い聞かせて、この機会に今後の展望を考えてみることにしました。
デジタル化が進む中、地方の小さな印刷会社がどう生き残っていくべきか。そのヒントを探すべく、先日お客様との何気ない会話を思い出しました。
 
「最近はデータだけいただいて印刷はお任せということが増えましたね」と、お客様がおっしゃっていました。確かに、昔はデザインから相談される案件が多かったのですが、今はお客様自身がソフトを使って作成したデータを持ち込まれることがあります。しかしブラッシュアップしないととても印刷にはできないものもチラホラ。
そこに新しいニーズがあるのかもしれません。印刷だけでなく「印刷物をどう活用するか」のアドバイスや、「効果的な配布方法」の提案など、印刷後のサポートサービスを強化してはどうだろう?
そう、昔から印刷会社はいろいろな相談を受けてお客様と共に問題に立ちはだかる問題解決会社だったではないですか。思い出しましょう。あんな案件も、こんな案件もありましたね。
また、地域密着型の会社だからこそできる、地元企業や商店街との連携企画も面白そうではないですか。具体的なことはさて置き、落ち込みがちな現代だからこそやれそうですね。

この「おとなしい3月の文盛堂」、危機感を募らせても何も起きません。それで何とかなったら誰も苦労はしません。
この3月は、新しい芽を育てる準備期間と捉えてみよう。そんな財布の余裕もないのですが、デジタル化の波に飲み込まれるのではなく、その波に乗る方法を探していきたいと思います。そう「デジタルサーフィン」です。
本物のサーフィンはやってみたことないですが、デジタルサーフィンなら得意です。
 
じゃあ.

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