恥は、隠す?オープン?

先日、社長が取引先の金融機関との話の中で、
数十年前に他行と取り引きをしなくなった話をしていた。
融資が最後に通らず、さらに貸し剥がしにあったようだ。

横で黙って聞いていて……
業績が悪いので審査が通らなく金融機関が手を引いてきたのだろう。
当時の文盛堂の経営成績が悪かっただけでしょ!?
と客観的に聞いていた。

これ以上、当時の話を続けてもこちらの恥であり今話している金融機関に悪い印象を与えるだけ。
違う話に切り替えた方が良いと隣で思っていた。

金融機関の担当が帰り社長と少し話しをした。
 
me「あまり、過去の恥を言わない方が良いと思う……」
社長「当時の金融機関が悪い。こちらに非はない。」
me「それにしても相手に良い印象はない。」
社長「相手が悪いことをしただけだ。」
 
いつまでも平行線。話しが進まない。
 
ただ、この場合は仕事に必要な話しではない。
単なる世間話しで金融機関の悪口を言っているようにも取れる。
悪口を言っている方が悪い印象と取られがち。
メリットなし。
 
「必要な時に」包み隠さず話すことは大事。
「必要な時に」である。
 
不祥事はすぐに包み隠さず話さなければならない。
役人や大企業が不祥事を隠し、のちに発覚した場面を度々見ている。
信頼はどん底ですね。
 
昔の話しを通そうとしても、
時代の背景もあるし、過去の事は変わりようがない。
今の話、未来の話をしている人の方が好感が持てる。
過去は変えられない。
今から未来は変えられる。
 
じゃあ.

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