レジ袋の印刷業界

レジ袋が有料になってしばらく経ちました。
知り合いのコンビニオーナーと話す機会があり、
「こんなにお店のレジ袋が減らないとは思わなかった」と言っていました。
今まで無料だったレジ袋ですが、
元々そんなに必要なかったのです。
他にもそんなものが出てきそうですね。

コンビニやスーパー、ドラッグストアは競争が激化して行き、
サービスにサービスを重ねた結果、
いろいろと無料でサービスしていたのでしょう。
便利だったのは一方的に我々消費者でした。
 
ところでレジ袋ですが、
超大ロットなので多分、グラビア印刷という方法で印刷します。
凸版の反対で、凹版です。
紙に印刷する一般的な印刷会社と同じ印刷会社でも
業種が違います。なので設備も違います。
グラビア印刷機は長く大きいのです。
見た目は、新聞を印刷する輪転機みたいで高速です。
資料をリンクしておきます。
(リンク 全国グラビア協同組合連合会
 
そのレジ袋が大量に消費されなくなり
グラビア印刷会社はショックなのではないでしょうか。
それとも大きなグラビア印刷屋さんの売り上げ内で、
レジ袋は大した利益ではなく
お菓子の包装、建材、医療関係など他のグラビア印刷で
稼いでるのかもしれません。
その辺は一般の印刷会社では理解できていません。
 
紙に印刷する一般の印刷会社は
多品種へ印刷する柔軟性がありません。
紙のみに印刷なんです。
変化の時代なのに事業のヨコ展開が弱く
経営に苦労する訳ですね。
より思考を使わないといけませんね。
 
じゃあ.

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