長いお付き合いの方と飲む機会がありました。
その方は自分より一世代、二世代上になります。
仕事のこと、プライベートのこと。今まで様々なことを教えてもらいました。尊敬する人生の先輩というところでしょうか。現役の経営者です。
先月は海外に行ってきましたが、外出することはめっきり減ったようです。
話していてふと感じたのですが、会話の情報が古いのです。。。過去にはよく私に自分の体験談など有益な情報を話してくれました。
しかし、近年は自分の仲間がリタイヤして現役世代との交流が減っているのではないかと感じました。そして、経験や体験が減ってしまい、一般的な情報はネットが多くなっているのでしょう。
仕事をしている現役世代でも経験や体験(一次情報)が少ない方の場合、話の内容が大体一般論になりがちです。
・世代を一つのくくりにしがち
・高学歴の人が優秀だと思いがち
・ある地域の方は同じ思考だと思いがち
・ブランド物を身につければお金があると思われている
確かにどれも、そのような面はあります。ただ、どれも一括りにするのは間違いです。
若者世代の車離れが叫ばれていますが、私の周りには20歳代でも高価な車を乗る人が多くいます。もちろん軽自動車に乗っている20歳代もいます。
また、なぜか私と反対に高学歴の人が周りには多くいます。特に大きな総合大学、それも東京大学を除く東京六大学(東京五大学!?)のようなところは学部学科によって雲泥の差がありますし、偏差値が高く大学に入っても社会では全く活躍できない方も多くいますので、一概に高学歴が優秀とは感じていません。地域性も一概には言えないですし、ブランド物を身につけている人ほど見栄っ張りで一般的な面がほとんどです。大体その人の年収はわかるので無理している感が身に染みて伝わります。
一次情報がないと二次情報(ネットなどで見て聞いた情報)を鵜呑みにしがちです。今までは二次情報でも自分しか知らないことを人に話すと信用されました。それがフェイクニュースの根源です。二次情報すら知らない人が多かったのです。
この辺が情報格差です。知っているような人ほど騙され利用ます。
よく偉大な経営者が、経験と感と度胸で企業を大きくしたようなこと言っていますが、一次情報を多く持っていたのでしょう。経験と行動の少ない人の感と行動とは違い、一次情報をもとにたくさん動いたことを感と言っているのです。大切なことはネットやTVでは知り得ません。実は書籍にも本当に大切なことは書きません。
ネットや AI を駆使しても振り回されるだけです。それすらわからない人もいますね。人に会って情報を得るってことが一番大切なのです。
じゃあ.