日本製紙連合会が発表した2023年10月の紙・板紙需給速報

日本製紙連合会が発表した2023年10月の紙・板紙需給速報が出ました。
(リンク先: https://www.jpa.gr.jp/file/summary/20231117031616-1.pdf)

紙・板紙の国内出荷は前年同月比5.8%減、14ヶ月連続のマイナス。グラフィック用紙は10.7%減、21ヶ月連続のマイナスです。
国内出荷は全て前年比マイナスです。特に一般的なカラー印刷で使われる塗工紙(マット、コートなど)が12.5%減となり一番の前年比マイナスです。
印刷会社の苦戦が見受けられます。
 
これは予測ではなく2023年の結果です。14ヶ月連続の前年同月比がマイナスとなっています。今年になりコロナウイルス感染症が5類になり行動制限が緩和されたにも関わらず紙の国内出荷が持ち返しません。
JRも業績がコロナ禍前に戻らず悪化しています。9割の回復との報道を目にしました。インバウンドの影響があると思われたのですがこれが現状です。
 
まあ、大きいところは置いといて危機迫る感じです。時代時代に変化をしていくことはなかなか難しいです。
時代で必要とされているものだけが残るのですが、その変化が早くついていけないのが本音です。その都度、資本がかかりますからね。
流行り物は廃りものです。最後は、ローテクが残るのかな。

じゃあ.

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