思い〜込んだら

今朝も雨。
読みかけていた本がここ数日見当たりませんでした。
ずっと探していたのですがベッドの下から出てきました。
枕元からスルリと落ちたのでしょう。
 
何度か見ていたはずなのに不思議です。
ここにはないはずだと勝手に思い込み(思い込ませ)から
見た行動を取っただけだったのです。
実際は見ていなかったのです。
 
印刷製作の伝達で
「紫」や「紺」の指定は人によって取り方が違います。
明るい色なら色相がはっきりしているから判りやすいのですが、
濃い色の紫のことを紺とか紺藍という人もいます。
C (シアン)とM (マゼンタ)の微妙なバランスによって
どちらの色にも転びます。双子のような色といってもいいでしょう。

また、もう少し濃く、もう少し小さく、もう少し柔らかくなど、
「もう少し」のニュアンスが人によって違うので難しいです。
ほとんど変化がなくてもOKの場合もありますし、
大胆にいじった方がOKの場合が多いですね。
 
多分ですが「もう少し」という言葉はどうでも良いのです。
その人の気持ちなのです。
指示を出した自分が嬉しいだけなのです。
見る側(印刷物を受け取る側)の気持ちなど全く考えていないと思います。
もし気持ちを考えていたらロジカルに作らないと思いますし、
自分の意思は入れません。
POP書体は使わないと思います。好きな人いるのかな。
 
明確に指示が出せるなら
専門用語ですので、わからないのが普通ですが
1ポイント、4Q上げてとか、Cを10%上げてとか、DIC-171とか…
数値で指示するのが間違いがありませんね。
 
本当は、デザイナーに任せるのが一番です。
デザイナーもいろいろいますのでデザイナー選びが
一番大事です。

印刷物をよく発注、製作するのであれば、
コミュニケーションのためにも
カラーガイドは持っていた方が良いと思います。
 

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