高校の志願状況と地域

今日も晴天です。3月です。
文盛堂の社窓から。

文盛堂の社窓から

ずっと頭が重く鼻水が出て喉の調子が今ひとつだったのですが、
どうやら花粉のせい。
風邪だと思っていました。

平成29年度新潟県公立高等学校一般選抜志願変更後の志願状況が発表されました。
柏崎地域は柏崎工業高校の1.00倍が最高で他は定員割れです。
生徒及びその関係者は競争がなくホッと一安心でしょうか。
その反面、確実に学生の数は減っています。
いろいろお話を聞くと地域外の私立を含めた高校へ流出が多くあります。
そして地域外からの流入はほとんど無いのでは無いでしょうか。

我が地域で、産業、観光としての魅力が減ってきているのは昨日のブログでも書きました。
教育としての魅力も減っているのでしょうか……。

いよいよ打つ手なし、手詰まりになったのでしょうか。
いやいや、そんなことはありません。

他の地域で上手くいっていることを真似するのが日本の地方の気質です。
まちづくり、イベントやネーミングは日本中、似たか寄ったかです。
イベントでいうと昨今のマラソンブームで大会が飽和状態のようです。
日程が重なって人気の大会に参加者は集中します。
そうなると中止に追い込まれる大会が出ています。
まちづくりもそうです。同じことになります。

行政は資料を公開しているものが多くあり、
すぐに資料を取り寄せる事ができます。
だれでも簡単に真似できます。誰でもです。
簡単なだけに大した結果は残りません。

そうではなく地域にあった生活を目指す。
文化風土の特徴を伸ばす。それで良いのかなと思います。
そろそろ気付くのではないでしょうか。
 
そしてこのブログは印刷会社のブログです。
会社経営は歴史に学ぶ事が多くあります。
流行りのものに捕らわれず、
・自社はどういう役割なのか。
・この地域で仕事をしている意味は何か。
考えて行かなければなりませんね。
 
じゃあ.

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