今年はIGAS(アイガス)の年です。
IGASとはInternational Graphic Arts Showの略です。
実はショーなんですね?
日本語で世界的な印刷見本市とでも言うのでしょうか。
IGAS 1997では来場者が22.5万人、出展数が394社でしたが、
前回のIGAS 2015の来場者は5.6万人、出展数が約345社です。
展示面積はざっと思った感ところ1/3くらいに減っています。
おや!?
来場者数が1/4の25%になっているのに
出展数はそんなに変化なく比例していません。
出展社(印刷機材・資材屋さん)は、
来場者(印刷会社)の取り合いで大変な競争だと思います。
いやいや大変なのは印刷会社の方なのですよ。
来場者は印刷会社の人がほとんどです。
出展数はほとんど変わっていないということは…。
印刷会社が淘汰され、残った印刷会社で
出展社を支えているのですよ。
利益は印刷機材や資材に変わっているのです。
どうりで儲からないわけです!
機材や資材は技術革新で高価になり、
値上げも起こっています。
印刷料はどうでしょうか。
デザイン料はどうでしょうか。
下手をすると下がっている物があるかもしれませんね。
構造を変えないとこのまま印刷会社はなくなっていくかもしれません。
こちらも誰が指揮をとるのか、
それとも各社で構造を変えられるところだけが残るのかもしれませんね。
じゃあ.