資材の値上げは了解で問題は

印刷に関わる材料といえば、紙と資材(版、インク、薬品など)があります。今回の値上げは、版と薬品などです。紙が値上げしなかったのは救いです。
ただ紙と資材は順番に値上げが訪れます。次は紙の値上げがいつくるかビクビクしています。どちらも一気に値上げすると反発が起こるので話し合っていないですよね。
 
値上げは仕方ありません。それぞれ理由があるのでしょう。問題は紙や資材の値上げが印刷価格に反映できていないのです。そこが問題です。飲食業界なんかも同じようなことがありますね。小麦やバターが値上がりしても値段据え置き見たいなとことがあります。
印刷会社はクライアントに値上げを申し出ると他の印刷会社に切り替えられることを恐れて値上げができないのです。大きな印刷会社は下請けや協力会社に同じことをするのでしょう。
一般の印刷会社は大きな仕事をしていません。小さな仕事は下請けや協力会社などの必要はなく自社で一貫生産しているので当然値上げ分は自社で持ち出します。
そして印刷会社同士の競争があり材料の値上げがあっても印刷価格は下がると言う全く理解不能なことが起こるでしょう。
 
背景には利益は微量でも現金(売り上げ)が欲しいと言う自転車操業な経営の事情があるのでしょう。そんなところと同じパイを分け合っていられません。脱却しないといけません。必要とされないといけません。そこに注力しましょう。
 
じゃあ.

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