季節の変わり目と露光量

暖かくなってきました。室内にいると汗ばむくらいの日が多くなってきました。
 
印刷には気温と湿度管理が欠かせません。今の季節、印刷するには空調を入れずに印刷ができ適しています。空調を使わないのでエコと言えるでしょう。一般にオフセット印刷をするに適した環境は、気温20度から25度と言われています。
 
オフセット印刷に必要なものの一つに「版」があります。この版を作るのにはパソコンから版を作る機械に印刷データを送ります。その機械が版にレーザー露光をし、現像して作ります。
 
そして季節によって版の温度、現像の温度が違うので露光量で調整をしなければいけません。冬から春にかけての気温差が大きいので特に露光量に気を使います。まだ寒い日もありますし、午後には暑いくらいになる日もあります。
 
いろいろな条件がありますが、大体、気温が高いと印刷の色が濃くなります。気温が低いと印刷の色が薄くなります。
 
そんなんで、印刷するには適した気温なのですが、いろいろ調整の忙しい季節でもあります。しかし、それがいいんですよ。手が掛かるのがいいのです。どうにもならないことはないですからね。
「大したことないよ」
 
じゃあ.

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