オンデマンドプリンタが導入されると-02

前回の続きからです。リンクはこちらから
オンデマンドプリンタが導入されると-01
 
さて同じようなオンデマンドプリンタが導入されつつある印刷業界です。どこで他社と差をつければいいのでしょうか。
営業力でしょうか。そうでしたら価格競争を後押しするだけです。それは避けたいですね。
複数台設備投資をしての生産力でしょうか。それも同じように仕事の取り合いで価格競争が起こるでしょう。
 
どうしましょう。
ここからは独断と偏見です。
今まで、どこも似た通ったかの設備が導入され印刷業界は成長し続けました。ペーパーレスが進んだ結果、設備を遊ばせているのであれば安くても仕事を取ってきて価格競争になりました。
オンデマンドプリンタもオフセット印刷機の時と同じ道を歩むでしょう。制作には同じようなソフト。印刷も同じようなプリンタ。そして昨今騒がれている AI も同じ物を使うでしょう。

設備投資をしたからって仕事が入ってくる時代ではありません。どこにでもある設備だからです。自社だけの設備ではないからです。
やはり、お客様のニーズを汲み取り、期待以上に応えていくサービスに仕事が集まってくるでしょう。それが最大の差別化かもしれません。
 
それって今まで通りのこと!?
そうなんですよ。設備投資とともに経営力です。今も昔もそのことを考えながらやっていくことで企業は存続していくのです。
基本は昔から同じなのです。
 
オンデマンドプリンタで、印刷の可能性は広がりました。さらにデジタルとの共存をしないといけないでしょう。
そして今一度、足元を見直し襟を正しお客様とサービスを通し期待に応えること。それがこれからも重要な面なのです。仕事に対する永遠のテーマかもしれません。
それを磨き続けることが使命です。
 
じゃあ.

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