情報伝達の変化から見る

ネット時代の現在でも物理メモリーでデータを受ける時があります。そんな時に限って一部データが入っていない場合がたまにあります。
デジタルだ、ネットだ、DXだ、と国は進めようにもなかなか進みません。それは、発注側がデジタルデータだと伝えることに不安があることが原因ではないでしょうか。
人間ミスをする生き物です。一方的な説明だとミスがあっても気付きません。お互い顔を合わせて確認しながら同意して打ち合わせをしたいのです。ダブルチェックになるからです。一方的な説明でミスがあると一人の責任になります。複数人でお互いが同意しながら話を進めるとミスがあったとしても両方の責任になります。よくゆえばミスを減らせますし、悪く言えば責任逃れができます。ネット化やDX化は簡単には進まないでしょう。
 
情報伝達で言えば、瓦版が江戸時代にありました。その後、印刷技術が発展し新聞へとなり広く情報伝えることができました。
さらに、ラジオでタイムリーに情報が伝えることができるようになりました。映像をつけ情報伝達することのできるテレビができ、そしてさらに双方向のインターネットになりました。ざっくり示すと、
 
新聞 → ラジオ → テレビ → インターネット
 
上記の順で技術が発展しました。現在もそれぞれの技術は残っています。
インターネットとスマホが浸透した時はテレビがなくなると言われました。テレビが浸透た時はラジオがなくなると言われました。ラジオが出た時は新聞がなくなると言われました(この時代は知らないので想像です)。
実際どうでしょう。どれひとつなくなった技術はありません。人口が減ってもです。それぞれ便利な面があるから残っているのです。

あなたの会社は、なぜDXが進まないのか? 先進事例に学ぶNew Normalの処方箋

新品価格
¥1,540から
(2024/4/16 09:47時点)

顔を合わさないと気が済まない人が多いのです。それは便利だからです。情報伝達に関しては技術が出てきてもその手段が分散化され、残るものが残ったのです。
パソコンやスマホ、タブレットが出てきても電卓は残っています。便利だからです。使いやすいからです。
それぞれの産業で分散化が進む気がします。それぞれの分野で淘汰が起こるわけですね。
 
じゃあ.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください