紙の国内出荷を見てどう思う

先日、日本製紙連合会から2026年2月の出荷データが発表されました。
やっと見ました。
結果は、国内出荷が5ヶ月連続のマイナス。
特にチラシやパンフレットに使われる「グラフィック用紙」は
16ヶ月連続の減少という、非常に厳しい数字でした。

冷静に見ると、すごい結果が出ていますよ……

私たちの住むこの街でも、
デジタル化の波は確実に広がっており、
印刷会社としてこの現実は重く受け止めなければなりません。
 
一番の要因は、やはりスマートフォンやタブレットへの移行です。
かつては当たり前だった「紙のチラシ」や「冊子」が、
デジタルの広告やSNSに置き換わっています。

しかし、このデータの中には、
注目すべき変化も隠されています。
それは「パッケージング用紙(箱や包装)」の減少です。
物価高の影響で、消費全体が冷え込んでいることが
印刷・製紙業界にも影を落としています。

大手印刷会社がデジタル分野や電子部品へと舵を切る中で、
私たちのような地方の小さな印刷会社は、
そんなことができるわけがございません。

では、どうあるべきか。

私は、「手触りのあるコミュニケーション」、
「顔の見えるコミュニケーション」の価値が、むしろ高まっていると感じています。

量が減っているからこそ、一つ一つの役割がはっきりしてきている気もします。

何でも紙にすればいい、
という時代ではなくなりましたが、
必要なところには、ちゃんと必要とされています。

私たちは、広く大きくではなく、
必要とされる場所に、
きちんと応えていくしかありません。
派手ではありませんが、それが一番現実的です。

淡々と。

紙の国内出荷が減っているという現実もあります。
残っている仕事も確かにあります。

その中で、どうやって続けていくか。

難しいですが、考えるだけで終わらせず、
一つずつ動いていこうと思います。

思うことは、誰でもできる。
動くことが、仕事です。
 
じゃあ.