資料に追われている背景

様々な仕事に追われます。それが自分のためならいいのですが、他の人のための仕事です。そのほとんどが3月から4月です。
 
私たちは、いろいろな機関に属して生活しています。それは協会だったり、行政だったり、その他いろいろありますね。
そんなところへの報告書や、アンケートなどがこの時期に集中します。それはそれぞれの機関がさらに上の機関に提出するために行っているのです。そして下にくればくるほど不要な項目が追加されてきます。
 
それは上から修正を強いられる質問や問い合わせの手間が面倒なので、あらかじめ資料を細分化して担当者が作ります。「その理由はなんですか」みたいな欄です。資料作成者が上の機関に突っ込まれた時に答えられるよう用意をするためです。
そしてさらに下の行くと雪だるま式にさらに細分化され資料が作られます。そして私たちの手元に来る頃にはたくさんの項目で「こんなに記入して意味があるのだろうか」と思うくらいの資料が送られてきます。そしてほとんどが日の目を見ない資料を書かされているのです。
 
担当者の意図は、上司や上の機関に突っ込まれた時に答えられるかどうかなのです。自分では考えないで他を利用し答えを用意しているのです。仕事柄、突っ込まれ恐怖症になっているので、無闇やたらに自分の壁を高くしています。その壁を作っているのが一般市民なのです。
そんなことの繰り返しの仕事をしていると、守ることだけが必死で何も生み出さない人になります。そして歳を重ね上手く仕事をこなし、できる人と思われていますが……次第にその組織内では何も生み出さない不要な人に。。。与えられた仕事しかできない人に。。。そりゃなるでしょう。仕事ができる人と不要な人は紙一重です。

たくさんの資料を毎日こなしながら、そんなことを考えていますw
 
じゃあ.

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