「凸版印刷はTOPPANへ」そして中小印刷会社は

印刷業界の2大企業のひとつ、凸版印刷が「印刷」という文字を外し、TOPPANへと社名を変更。持ち株会社となります。ちなみに印刷業界の2大企業のもう一つは大日本印刷です。この2社で3兆円の売上高です。
 
TOPPANの特設サイトを見ると(リンク:https://www.holdings.toppan.com/ja/ad-lp/)以下の様に記してあります。
「世界中の課題を突破するという決意を英字の「TOPPAN」に込めました。
 
もともとグローバル企業であり英字にするのは時代の流れでしょう。今までも、TOPPANという文字が表に立って見えていました。2023年10月より正式に使用することになりました。これまでの、凸版とういう文字は見なくなるでしょうね。文字の様な記号の様な「凸」という文字が好きなんですけど、これも時代でしょう。
2023年3月の売上高は、1兆6388億円です。毎年800億円ずつ増えている優良企業です。そして印刷・出版にとどまらず、建材やエネルギー、エレクトロニクスなどの分野を行っています。
webサイトに記してある、「成長分野であるDX、SX、フロンティアの事業を拡大し、事業ポートフォリオの変革をさらに推進していきます。」ちなみにSXとは、サスティナビリティ トランスフォーメーションの略です。直訳すると持続可能性の変革。すなわち、持続可能性の社会を重視するということでしょう。
 
印刷業界ののトップリーダーであるTOPPANが更なる分野拡大を決めました。今までも舵を切っていたのですがこれにて加速するのでしょう。こんな大きな図体の企業は宣言しないとグループに浸透しないのでしょう。
小さい企業は、小回りが効くのでとっくに舵を切っているはずですが、現実はどうでしょう。
ある意味、TOPPANが印刷業かいの中小企業を導いてくれましたね。大企業は関係ないところにいる、真似したら痛い目にあう、と天邪鬼たっぷりの文盛堂は思っていましたが、ここへきて沁みました。

文盛堂の夏服には既に英字のBUNSEIDOが入っていました。
  
文盛堂印刷所は、BUNSEIDOへ。と英字にしてTOPPANを真似もいいのですが、そうでなく本質的なところを真似ましょう。そこが一番重要なのです。
 
じゃあ.

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